CAMソフト


フリーで公開されている中から、使用してみたもの。


LINUX CNC Ubuntu(ユニティーデスクトップ14.2LTS)
デスクトップがユニティーなので使いやすさはいまいちですが、USBスティックメモリも自動でマウントされデータ移動が楽でした。
インストール後カーネルアップデートを含むアップデートを促されますが、いいえを選びアップデート+更新をキャンセルします。
日本語にローカライズされた、ISOがあり、今回インストールしたのは日本語ローカライズ版でDLページに注意書きとしてカーネルを含むアップデートはしないようにと書かれています。
更新されるファイルが最新カーネルにあわせてある可能性があり、更新とアップデートをしないほうがいいかもしれません。
セキュリティーやバグ修正をしないで使用、ネットはつながずCNC専用PCとして利用、プリンターポートの高速処理のためのカスタマイズカーネルのため限界性能が高そうです。
WIN系OSではリアルタイム処理に特化していないので、限界性能に差が出るかも(自作用途で高速を追求するわけではなく実用上どちらでも実感できるほど差が無い)
PCとCNC基板の接続はプリーンターポート(パラレル)、制御入出力は,STEP,CW/CCW,スピンドル、PWM、デジタル3系統、停止、などがありました。 XYZそれぞれの省電力機能はない、ステップモーターのホールド時のパワーセーブは基板側で考える必要がある、ステップモーターは常時電圧をかけて使うため停止しても動いていても同じぐらい電力消費しています。

LINUX CNC Debian(Xfceデスクトップかな?)
Debianの場合USBメモリスティックのマウントなどは、コマンドラインで設定と、足りないソフトのインストールなど手間がかかります。
認識するのが当たり前と思ってUSBメモリスティックを挿しても認識してくれません。
DVD-RWは認識してファイルが開けたので、テストのデーター移動はDVD-RWでやってみました。
このOSもカーネルがカスタマイズされていて、更新、アップデートをするとプリンターポートのジッターが上昇、ラグの発生がおき実用に支障が出ます
CNCソフトは上のUbuntuと同じですので高速処理となってますが、DebianらしくLINUXの知識を必要とします。

Win Linux MacなどマルチOS
Gsimple
CAMフリーソフト、CAD、CAMの両機能がありおGコードを出力できる、直接CNCに加工データを送るにはアクティベーションが必要?、Gコードファイル作成、シュミレートをして他のコントロールソフトで削りをしてみました。
ポケット加工、工具設定、Gコード、設定項目がこまくあり慣れが必要。

WIN系
NCVC DXF→Gコード変換シュミレートができる、WIN系では有名なフリーソフトで自作CNCをやる場合最初の選択ソフトかもしれません。
CADはDXF出力ができるものを使いデータを作ります。
レイヤーを、ORIGIN (原点の円を書いたもの)、CAM_LINE (削る線を描いたもの)、レイヤー名をまちがえると読み込めません、説明だとCAMとかいてあるような?、よく見てないので不明(CAM_LINE)で読み込めました。
ORGINレイヤーは原点にしたい場所を円の中心にして書いたもの、大きさなどは特に決まってないと思います。
CAM_LINEは線で描かれた物で、注釈やテキストの表示図形は別レイヤーに置き外周(削りたい線)をなぞるように線を描く、テキストをラインデータに変換できるソフトもある。

CAD ベクターグラフィックソフト


ベクターグラフィックソフトでは、Inkscapeを使わせてもらいました。

CAD AR_CADを利用、わりと直感的に使えるので楽です。
日本語で操作がしやすくDXF出力ができるので非商用利用フリーなのでおすすめ。
CAD DraftSight フリー版があり、DWG,DXFのファイル形式ファイルが使える、最新版2017をつかってみました、デザインも新しく見た目がすっきりしていました。
レイヤーがよくわからず、使いこなせませんでした。


ホームに戻る